建築家の発想と工務店の匠技で
生まれた、わが家のストーリー。
設計:新田崇博 撮影:石井紀久
筑後の家
設計:新田崇博 施工:ASJ久留米スタジオ
撮影:石井紀久
施主様 × 建築家インタビュー
施主様コメント
ASJのイベントを初めて訪れたのは、家づくりに興味はあったが、まだ先のことと考えていた時期。子連れで行けるからと気軽な気持ちで出かけた。そこで出会ったのが建築家の新田さん、同年代で話しやすく、木の温もりが感じられる作品に親近感を抱いた。
すぐに家づくりがスタートしたわけではなく、その後は別の家の見学に行ったり、実家住まいで交流を深めていった。増築を重ねた暗い家に不便を感じていたものの、建て替えに踏み切れないでいた。「そろそろ建てましょう」という一言。交流を深めてきたからこそのタイミングだったと言えるだろう。基本的な方向性は早くから一致していた。
一家のお気に入りは暖かい陽ざしが降り注ぐリビング。大人も子どもも愛犬も、いつのまにか集まってきて、陽ざしが移動すると人も犬も移動する。気候のいい時期には窓も全開にして陽気を思う存分楽しむ。これだけ開放的だと冷暖房の効率も気になるところ。新田さんからは「寒いのは覚悟してください」と言われたが、意外に快適に暮らしている。理由はリビングの窓に採用されたペアガラスと窓の内側に設けられた障子が見た目以上に断熱性が高い。障子を閉めると部屋の印象が変わり、差し込む光も一段と柔らかくなります。
みんなが好きなところで好きなことをする。でも、いつも何となくつながっている。
建築家コメント
初めてクライアントにお会いしたのは、独立してまだ間もない時でした。それから交流を続け、価値観や想いを共有しながら丁寧に設計を進めていき、実に4年間という時間をかけて完成しました。
敷地はまわりにブドウ畑のあるとてものどかな場所でしたが、十字路に面し国道の裏道として使われている様で、交通量は多く、走る車はスピードを出している印象でした。まず考えたのは、交通量の多い道路からのアプローチや駐車スペースを少しでも離して安全を確保すること。間取りは不特定多数の視線から家族を守るために中庭を中心として考えながら、のどかな近隣との関係を保つために完全に閉じた中庭とはせず、H型の平面や土間に設けた格子によって穏やかに必要な部分だけを閉じるように作っていきました。
既製品をほとんど使わない、自然素材を多用した全て手作りのこの家を、手間を惜しまず丁寧に作ってくれた職人さんたちや、スタジオの皆さんと共につくりあげることで、経年変化を感じられるとても居心地の良い空間になったと感じています。
兵庫K邸
設計:森垣知晃 施工:ASJ堺スタジオ
撮影:白谷賢
施主様 × 建築家インタビュー
施主様コメント
以前の自宅が老朽化したことから、人生最後の家を建てることになり、ASJはネット広告で見つけ、イベントへ。
この時点で次は建築家と家をつくると決めていた。社屋建設の際に、細かくやりとりしたつもりだったが思うようにならなかった経験があったからだ。「自分の家を建てるなら信頼できる相手と納得して建てたい」と以前から思っていた。建築家はもちろん施工店の技術力や安心感も含まれている。
建築家の森垣さんを選んだ理由は、光と風が感じられたから。外光や照明の使い方が素敵で、何気ない場所も陰影に富んだ空間になる。さらに人柄も決め手になった。ボリュームの大きな家を説明するため、森垣さんが多数のパースを用意したこともプランの理解に役立った。自分たちの思いをさらに素敵に表現してくれ、素人では気づかないことまで提案してくれます。
最後まで住み続ける終の棲家ですから、これからも信頼して相談できることが大切です。森垣さん、そしてスタジオ担当者の小磯さんに出会えたことが何より良かったと思っています。
建築家コメント
敷地は低層の山並みに囲まれた開けた平地。まず600坪の敷地にどう配置するかの検討から始めた。北側が幹線道路沿いにあることから、建物のボリュームで南庭のプライバシーが守れるよう、東西に長く伸びやかな平面計画とし、かつ遠景の稜線と溶け込むよう2階のボリュームが大きくなりすぎないように考えた。
天然素材を好まれるクライアントの希望でポーチの壁を竹格子戸とすることとなり、その素材の対候性を考慮しポーチ屋根を深くした。玄関は階段ホールと一体となった吹き抜け空間とし、階段奥には中庭、南庭、稜線へと視界がぬける。
リビングは吹き抜けとし、屋外テラスとのつながりや中庭からの自然光、また薪ストーブや絵画などのマテリアルがさらに空間の豊かさを引き出している。
各所こだわりながらつくり上げた「終の棲家」。住み慣れた環境で好む素材に囲まれた生活を通して、クライアントが心地良く暮らし続けていくことを願う。
丹波篠山の家
設計:澤村昌彦 施工:ASJ 京都西スタジオ
撮影:杉野圭
施主様 × 建築家インタビュー
施主様コメント
関東の都市部に本宅を構えるが、将来的にUターンも考えていたため、「次に家を建てるときは建築家に頼んでみよう」と密かに考えていた。ひとり暮らしの母が高齢になり、実家の建て替えが現実味を増すタイミングでASJのイベントに参加。
東京と大阪で数回イベントに足を運ぶと、伝統と近代的な美意識が調和する京都の佇まいに憧れていることを知るスタッフから、京都在住の建築家、澤村さんを紹介された。澤村さんはこちらの意見を聞いてくれる人、この人なら細かいところまでじっくり相談しながら家づくりができそうと感じ、正式な依頼を決めた。
家と家具・外構を同時に検討。日本の窓は、家から外の景色を楽しむようにできていないです。この家に遊びに来た人は口々に「景色がいいね」と言ってくれるけど、ここで育った僕だって、今の家で暮らすようになって、ようやくこの景色を素晴らしいと感じられるようになりましたから。壁の素材や張り方は澤村さんの提案です。サンプルを見ながら、逐一相談しながら決めることができたのが良かったと思います。
早起きして朝食をとったあとは、庭に出るのが日課。花がらを摘んだり、雑草を引いたりしているとすぐに1時間くらいたってしまう。夏にはテラスに大型パラソルを設置する予定です。
建築家コメント
敷地は丹波篠山の美しい田園風景が広がる、のどかな里山で、静かな旧街道の一角に位置します。ご実家の建て替えで、要望はお母様との同居。そして美しい里山の風景を活かしたリゾート感のある週末住宅でした。
コの字型に計画された平屋の建物は大きな切妻屋根でシンプルに覆い、外観は周囲の街並みから突出することのないよう、植栽により埋没する仕上げとデザインを目指しました。北側と南側に庭を配置し、北側道路から植栽によるバッファーゾーンを設け建物にアプローチします。
全面芝生が張られた南側の庭は、田園風景、川のせせらぎ、山裾と視界が変化しパノラマミックな景色が展開します。建物のメインであるリビング、ダイニングにはタイル張りの暖炉があり、炎を眺めながらゆったりした時間を過ごし、イタリアンスタッコの壁や大判タイルの床、木質の天井がリゾート感を演出しています。
現在は一世帯住宅と構成が変わり、ご主人はほとんどの時間をこの住宅で過ごされています。家族や友人が時折集まり大切な時間を過ごす癒しの空間。そんな魅力あふれる場所になっています。
長野K邸リノベーション
設計:藤田征樹 施工:ASJ長野スタジオ
撮影:岡沢晴也
施主様 × 建築家インタビュー
施主様コメント
朝起きたら庭の手入れをして、夜は薪ストーブの炎を眺めながらジャズを聴き、お酒も少し。歳をとったら好きなものに囲まれて生きたかったから、理想が叶う空間を実現できたことが嬉しい。
以前から70代を迎えて老後資金の見通しができたらリノベーションをしようと考えていました。終の棲家として、そしていずれ娘に継承することを考えて、1階で生活が完結する快適な住まいに変えようと。
長野でASJのイベントに訪れた時、最初に入った建築家、藤田さんのブースで作品例を目にして、「この人だ」と即決。打ち合わせ後、「こんな雰囲気はどうでしょう」と藤田さんが提案してくれたのが、この薪ストーブとウォールナットの床の組み合わせ。好きなテイストを汲み取ってくれたことがとても嬉しかったです。
希望でカウンターの天板にステンレスを選び、ダイニングテーブルと一体で造作。ステンレスは頑丈で掃除しやすく、クールな質感が魅力です。休日に友人を招き、庭のテラスで料理を振る舞うことも。「まるで高原のレストランに来たみたい」と言う人もいます。
上質な空間には、ふさわしい家具やオブジェが必要」と考え、壁はアートや写真を飾ることをあらかじめ想定し、季節や気分で掛け替えて楽しんでいる。
建築家コメント
長野県における既存RC2階建て住宅の1階部分のリフォームです。建築主であるご主人とその父親2人のための住まいですが、父親が高齢者施設に入居すること、また将来的に東京にいる娘に快適な住まいとして残せるよう、加えて終の棲家として残りの人生を快適に暮らしたいため、リフォームを行いたいとのことでした。
まず、和諸室を天井の高い大きなリビング空間とすべく、既存天井を取り払いRC造の躯体形状にあわせた吹き抜け空間とし、照明や仕上げ材により全く異なる室内へリフォームしました。また、この大きな気積を暖房するために薪ストーブを設置しました。元のダイニングリビングはDKとし、キッチンとダイニングテーブルを一体化して製作した家具を中央に配置、床壁天井の仕上げや間接照明などにより空間を整えました。
温熱環境としては築数十年の住まいであるため、断熱性能を上げるたえ開口部の取り換えを行う必要がありました。
南に広がる美しい庭と内部空間が視覚的につながる快適な住まいになったのではないかと思います。
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